イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(以下、イリヤと記載)についてまとめました。運用の参考にしてください。
イリヤスフィールの基本ステータス
ステータス(HP,ATKはレベル90かつフォウ君強化済の値) | |||
---|---|---|---|
HP | 14,825 | ATK | 11,857 |
属性 | 中立・善 | 隠し属性 | 人 |
全キャスター中第2位のATKを持ちます。(1位は三蔵法師)
宝具が攻撃宝具なのでこのATKの高さは魅力です。とくにHPの高いアサシン相手には真価を発揮するでしょう。
イリヤスフィールのクラス

ATKにマイナスの補正がかかるキャスタークラスです。与えるダメージが0.9倍になります。
とはいえ全キャスターの中でかなりATKが高いため対アサシンの最適解になりやすいです。
キャスターのアタッカーとしては最高レベルのサーヴァントです。
イリヤスフィールのスキル構成
※強化優先度:太字下線>太字>なし
![]() | スキル1:愉快型魔術礼装A チャージタイム:7→5 効果:自身のBusterカード性能をアップ(1ターン) | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
---|---|---|
Busterアップ | 30% | 50% |
レベル10で50%Buster性能がアップするスキルです。イリヤの宝具はBuster属性のため、宝具ダメージに直結します。
レベルを上げるほど宝具のダメージが伸びるので最優先で育成していきましょう。
強化優先度は1番目です。
![]() | スキル2:自然の嬰児B チャージタイム:8→6 効果:自身に無敵状態を付与(1ターン)&NP獲得量をアップ(3ターン) | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
---|---|---|
NP獲得量 アップ | 18% | 28% |
最高位の防御スキルです。無敵効果は無敵貫通でしか無効化できないため、このスキルを所持するサーヴァントの評価は高いです。
このスキルの嬉しいところは無敵効果とNP獲得量が一緒になっていることです。NP獲得量アップは3ターン継続し、その結果イリヤの次の宝具の発動が早まります。
レベルを上げることで無敵の再使用までのターンとNP獲得量がアップします。
強化優先度は2番目です。スキル1の次に強化していきましょう。
![]() | スキル3:あやしい薬A チャージタイム:8→6 効果:味方単体にさまざまな効果をランダムで付与(70%の確率で1000のガッツ状態を付与(3ターン)&70%の確率で弱体無効状態を付与(1回)&HPを回復) | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
---|---|---|
HP回復 | 1000 | 3000 |
合計で3つの効果を好きな味方に付与できます。ただし、ガッツと弱体無効は確率発動となっています。
一応クロエと組ませることで発動確率を100%にできますが、アーチャーとキャスターを同時に編成するクエストは珍しいでしょう。
そのためこれら2つの効果を目的として使用すると痛い目を見る場合があります。
確定で発動するのはHP回復だけなので、HPが減ってきた味方に使用するようにしましょう。
また、イリヤスフィールは宝具使用後に攻撃力と防御力がダウンするデメリットがあります。
それを弱体無効で防ぐためにイチかバチかでイリヤ自身に使用する場合も多いです。覚えておきましょう。
以上の点から、強化優先度は3番としました。
イリヤスフィールのスキル総評
火力に特化したスキル構成です。スキル1のBusterアップが強力で、このスキルのおかげでキャスターとは思えないほどのダメージを出すことができます。
スキル2も宝具の回転に貢献し、無敵もあるので優秀なスキルと言えるでしょう。
一方でスキル3はさまざまな効果があるものの、確率発動がネックとなっています。
イリヤを使用する場合はスキル1、スキル2をメインで使用しましょう。
イリヤスフィールの霊基再臨、スキル強化素材
1回目 | ![]() | キャスターピース×5 | 2回目 | ![]() | キャスターピース×12 |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 世界樹の種×9 | ||||
3回目 | ![]() | キャスターモニュメント×5 | 4回目 | ![]() | キャスターモニュメント×12 |
![]() | 禁断の頁×10 | ![]() | 鳳凰の羽根×8 | ||
![]() | 鳳凰の羽根×4 | ![]() | 智慧のスカラベ×5 |
素材合計 | 銅素材 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
銀素材 | ![]() | ×17 | ![]() | ×9 | ![]() | ×10 | ![]() | ×12 | |||
金素材 | ![]() | ×17 | ![]() | ×5 |
Lv1→Lv2 | ![]() | 術の輝石×5 | Lv2→Lv3 | ![]() | 術の輝石×12 |
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Lv3→Lv4 | ![]() | 術の魔石×5 | Lv4→Lv5 | ![]() | 術の魔石×12 |
![]() | 禁断の頁×5 | ||||
Lv5→Lv6 | ![]() | 術の秘石×5 | Lv6→Lv7 | ![]() | 術の秘石×12 |
![]() | 禁断の頁×10 | ![]() | 世界樹の種×6 | ||
Lv7→Lv8 | ![]() | 世界樹の種×12 | Lv8→Lv9 | ![]() | ホムンクルスベビー×18 |
![]() | ホムンクルスベビー×6 | ![]() | 精霊根×10 | ||
Lv9→Lv10 | ![]() | 伝承結晶×1 |
素材合計 | 銅素材 | ![]() | ×51 | ||||||||
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銀素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×45 | ![]() | ×54 | ![]() | ×72 | |||
金素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×30 | ![]() | ×3 |
イリヤスフィールの強化素材について
星5サーヴァントでありながらそこまで厳しい素材を要求してこないサーヴァントです。
精霊根が少し厳しいかもしれませんが蛮神の心臓などに比べればまだ競合サーヴァントは少なく、必要数をそろえやすいです。
育成がしやすいことは大きなメリットだと言えるでしょう。
イリヤスフィールのクラススキル
![]() | 対魔力B:自身の弱体耐性をアップ |
![]() | 無限の魔力供給C:自身に毎ターンNP獲得状態を付与 |
無限の魔力供給は毎ターンNPを3%獲得するスキルです。そのため、イリヤの宝具の回転に貢献してくれます。
イリヤスフィールの宝具
![]() | 宝具名:多元重奏飽和砲撃(クウィンテットフォイア) 宝具属性:Buster 効果:自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果UP>+敵単体に超強力な攻撃+自身の攻撃力と防御力を10%ダウン(3ターン)【デメリット】 | |
↓強化後 | ||
効果:自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果UP>&NP獲得量を20%アップ(3ターン)&スター発生率を20%アップ(3ターン)+敵単体に超強力な攻撃+自身の攻撃力と防御力を10%ダウン(3ターン)【デメリット】 | ||
OCLv.1 | OCLv.5 | |
---|---|---|
Busterアップ | 20% | 100% |
宝具に強化が来ており、単体宝具キャスターとしては誰よりもダメージが出せます。
また強化により効果が増え、スター発生率とNP獲得量が20%アップします。効果は3ターン継続するので、宝具が撃ちやすくなります。
ちなみに文字にすると何度も宝具が撃てるように思えますが、実際に使用してみるとそこまでNPがためやすいとは感じません。
宝具使用前と使用後では確かにNP獲得量は違いますが、宝具の連打ができないことは覚えておきましょう。
イリヤスフィールのコマンドカード性能
Arts3枚にQuickカード1枚、Busterカード1枚のカード構成です。自身でArtsチェインができます。
3枚あるArtsカードの性能はあまり良くはありません。NP獲得量アップ系のスキルや宝具をもってしても平均よりやや上程度。
1枚しかないQuickの性能は最悪です。NPもスターも回収しずらいので基本的に選択しないようにしましょう。
ArtsチェインでNPを稼いでいくのが基本的なカードの選択の仕方ですね。
イリヤスフィールが敵として出現した場合
宝具チャージ | ![]() | 脅威度 | B |
---|
S:放置するとパーティが全滅する可能性あり。対策を講じて対処すること
A:放置すると被害甚大の可能性あり。速やかに対処すること
B:放置すると被害が出る可能性あり。脅威度A以上の敵がいなければ対処すること
C:放置しても被害は軽微。倒すのは後回しで問題なし
宝具チャージは5で、スキル2で宝具チャージを増やしてきます。ですが必中も無敵貫通も所持していません。
チャージは増えるものの宝具発動までは余裕があります。そこまで脅威ではないのでライダークラスで倒してしまいましょう。
イリヤスフィールに装備したい概念礼装
宝具を撃つことを中心に運用したいサーヴァントです。そのためNP獲得量がアップする概念礼装を選択しましょう。
宝具ダメージを伸ばしたいならBuster+NP獲得量アップの「我らが征くは星の大海」がおすすめです。
宝具ダメージが十分と思うならArts+NP獲得量アップの「ペインティング・サマー」などが候補に挙がります。
最初からNPがチャージされている「蒼玉の魔法少女」もおすすめです。
概念礼装名 | 効果 |
---|---|
![]() 我らが征くは星の大海 | 自身のBusterカード性能を15%アップ&NP獲得量を15%アップ[限界突破時]自身のBusterカード性能を20%アップ&NP獲得量を20%アップ |
![]() ペインティング・サマー | 自身のアーツカード性能を8%アップ&NP獲得量を8%アップ&NPを30%チャージした状態でバトルを開始する[限界突破時]自身のアーツカード性能を10%アップ&NP獲得量を10%アップ&NP50%チャージした状態でバトルを開始する |
![]() 蒼玉の魔法少女 | 自身のNP獲得量を25%アップ&NPを40%チャージした状態でバトルを開始する[限界突破時]自身のNP獲得量を30%アップ&NPを50%チャージした状態でバトルを開始する |
イリヤスフィールと共に編成したいサーヴァント
Artsカードを多く持つサポーターと一緒に編成するとArtsチェインが効率的に狙えます。
マーリンやシェイクスピアはArtsカード3枚持ちなので相性抜群です。
また同じキャスターのアタッカーで編成する場合はエレナや三蔵法師なども候補に挙がります。
Artsカードの多いサーヴァントがキャスターには多いので、誰と組ませてもそれなりに相性は良いです。
シェイクスピアについてまとめました。マーリンが居ない場合に、Busterサポーターとして候補に挙がるサーヴァントです。能力をしっかりと理解して、クエスト攻略を有利に進めましょう。目次 1.基本ステータスとクラス[…]
イリヤスフィールの総合評価
キャスタークラス最高の宝具ダメージは伊達ではありません。キャスタークラスの攻撃力補正の関係上、HPの高いアサシンクラスの敵は倒しずらいイメージがあります。
ですがイリヤであれば驚くほどのダメージが出るのでこの点で非常に評価が高いです。
ちなみに単体宝具キャスターには配布サーヴァントである酒呑童子が居ますが、酒呑童子の特攻対象であってもイリヤの方が与えるダメージが上です。
圧倒的な宝具ダメージで敵を倒してくれるので、最後にHPの高いアサシンクラスのエネミーが登場するフリークエストには最適解になります。
強力な単体宝具を持つことから高難易度での活躍を期待する方も多いですが、そちらはどうしても三蔵法師の方が候補に挙がります。
NPを80%チャージできる三蔵法師とNPを全くチャージできないイリヤではさすがに宝具を撃つ回数に差が出ますからね。
むしろイリヤが真価を発揮するのは討伐戦です。相手がたとえHPの高いアサシンクラスであろうと、イリヤの宝具であれば問題なく突破できます。
NP関連もサポーターに入れてもらえばよいので問題になりません。何よりも1ターンで敵を倒せるので討伐数が増えやすいです。
高いダメージが出せるキャスターとアサシンのサーヴァントは非常に貴重です。育成もそこまで辛くないので、当てた場合は大切に育成しましょう。