エレシュキガルについてまとめました。特徴をまとめましたので、参考にしてください。
目次
エレシュキガルの基本ステータス
ステータス(HP,ATKはレベル90かつフォウ君強化済の値) | |||
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HP | 17,065 | ATK | 11,343 |
属性 | 混沌・悪 | 隠し属性 | 地・神性・王 |
☆5ランサーの中では最低のATKです。逆にHPは全サーヴァント中2位(注)で、戦闘時になかなか戦闘不能にならない強みを持ちます。
注)全サーヴァント中HP1位はルーラーのジャンヌ・ダルク
ATKは低めですが、HPが高く、スキルも耐久スキルが多めなので長い間戦闘ができます。
ゆえに敵に与えるダメージの総量は多くなりやすく、また宝具も何度も撃てるのでATK不足を感じさせません。
エレシュキガルのクラス

ランサークラスです。攻撃力に1.05倍の補正がかかります。同じATK値のサーヴァントなら、バーサーカー、ルーラー、アヴェンジャーでない限り、エレシュキガルの方がダメージは多いです。
また、耐久に重きを置いたスキル構成ですので、弱点をつけて受けるダメージが半分になるアーチャー相手ならば無類の強さを誇ります。
その耐久力は高難易度クエストで十分すぎるほどの活躍をするくらいです。
エレシュキガルのスキル構成
※強化優先度:太字下線>太字>なし
![]() | スキル1:秘められた大王冠 チャージタイム:8→6 効果:自身に様々な効果をランダムで付与(1ターン)(ランダム効果の内訳:無敵状態を付与&弱体無効状態を付与&強化解除耐性をアップ&即死無効状態を付与) | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
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付与確立 | 60% | 80% |
無敵は確定で発動です。無敵貫通以外の攻撃を無効化します。必中のスキルでは無敵は無効化できません。
ダメージを0にするスキルでは最高レベルのスキルが無敵です。そのため、この無敵スキルを持っているだけで評価は自然と高くなります。
残りの効果はランダムです。ですが、弱体無効、強化解除耐性アップ、即死無効と強力なスキルが並びます。
これらの効果の付与確立がスキルレベルに応じて決まります。レベル10にすることで80%の確率となり、使用することで全てとはいかなくても、いくつかは付与することが多くなります。
かなり強力なスキルですが、他のスキルの優先度から、優先度は3番目にしています。ですが、最終的には10を目指すスキルです。
![]() | スキル2:魔力放出(檻) A+ チャージタイム:8→6 効果:自身のバスターカード性能をアップ(1ターン)&NPを増やす | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
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Buster 性能アップ | 30% | 50% |
NP獲得 | 30% | 50% |
1ターンですが最大で50%のBusterアップは全サーヴァントの同系統スキル中2位(注)の倍率です。
注)1位はアルトリア・オルタ[ランサー]の魔力放出かジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィのうたかたの夢で55%
この倍率だけでも十分に優秀と言えるでしょう。また、エレシュキガルはBuster宝具のため、その威力アップにも貢献しています。
もうひとつのNP50%チャージが非常に強力です。エレシュキガルは全体宝具ですので、周回にも使えます。
また、この後説明するスキル3+宝具の効果で味方全体の攻撃力も底上げできます。ゆえに、周回でも高難易度でも大活躍のスキルです。
加えて、この効果がBuster性能アップと一緒になっているというのが嬉しいところです。このスキルでNPをチャージする場合はかならずBusterアップも入ります。
そのため、Busterアップと宝具の発動がずれてしまう事が少なくなり、長期戦でも継続的なダメージが期待できます。
エレシュキガルの攻撃や味方全体の攻撃にも最終的にかかわってくるので、優先度については1番です。
NP50チャージできるレベル10まで迷わず上げていきましょう。
![]() | スキル3:冥界の護り EX チャージタイム:8→6 効果:味方全体に〔冥界の護り〕<自身の宝具の追加効果を受けられる状態>を付与(3ターン)&防御力をアップ(3ターン)&NP獲得量をアップ(3ターン)&最大HPをアップ(3ターン) | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
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防御力 アップ | 10% | 20% |
NP獲得量 アップ | 20% | 30% |
最大HP アップ | 2000 | 3000 |
冥界の護りについては、これ自体の効果はありません。これを味方全体に付与している状態で、エレシュキガルの宝具を撃つと効果が発動します。
詳細は宝具の欄で説明しますが、効果は3ターンです。なるべくこのスキルを使ったら、すぐに宝具を撃つようにしましょう。
冥界の護り以外にも効果があります。まず防御力アップですが3ターン20%アップならかなり優秀な部類に入ります。この効果だけでマシュの誉れ堅き雪花の壁と同倍率です。
またNP獲得量は、味方全員のNP獲得量を30%アップさせます。味方の宝具が撃ちやすくなるので、ダメージアップにつながります。倍率は全サーヴァント中最高の倍率です。
味方全体の最大HPアップについても、3000は他の追随を許さない堂々の1位です。というよりも、この効果のスキルを持っているサーヴァントが俵藤太しかいません。この効果により、味方全員が戦闘不能になりにくくなります。
これらの効果をまとめて1つのスキルが持っているという事自体、このスキルが強力な理由です。
よく間違えられるのですが、最大HPアップはアップした分は戻りません。
例えばHPが最大9000で今3000だからこのスキルを使用します。結果として最大HPは12000、今のHPは6000になります。
3ターン後、HPは4500まで減りました。この状態で最大HPアップ効果が切れても、HPは4500のままです。3000減って1500にはなりません。
つまり、この効果はHP回復とほとんど同じ意味を持ちます。
ただし、上の例でHPが11000の状態で最大HPアップの効果が切れるとHPは9000になります。そこは注意しましょう。
エレシュキガルのスキル総評
全てのスキルが強力かつ唯一性が高いです。スキル1は自分の身を守り、スキル2は攻撃力の底上げ、スキル3で味方全体への貢献と、色々なことができるサーヴァントです。
優先順位を付けましたが、最終的には全スキルレベル10を目指すべきです。非常に強力なスキルばかりですので、惜しみなく素材を使っていきましょう。
エレシュキガルの霊基再臨、スキル強化素材
1回目 | ![]() | ランサーピース×5 | 2回目 | ![]() | ランサーピース×12 |
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![]() | ゴーストランタン×8 | ||||
3回目 | ![]() | ランサーモニュメント×5 | 4回目 | ![]() | ランサーモニュメント×12 |
![]() | 愚者の鎖×29 | ![]() | 蛮神の心臓×4 | ||
![]() | 蛮神の心臓×2 | ![]() | 奇奇神酒×5 |
素材合計 | 銅素材 | ![]() | ×29 | ||||||||
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銀素材 | ![]() | ×17 | ![]() | ×8 | |||||||
金素材 | ![]() | ×17 | ![]() | ×6 | ![]() | ×5 |
Lv1→Lv2 | ![]() | 槍の輝石×5 | Lv2→Lv3 | ![]() | 槍の輝石×12 |
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Lv3→Lv4 | ![]() | 槍の魔石×5 | Lv4→Lv5 | ![]() | 槍の魔石×12 |
![]() | 愚者の鎖×15 | ||||
Lv5→Lv6 | ![]() | 槍の秘石×5 | Lv6→Lv7 | ![]() | 槍の秘石×12 |
![]() | 愚者の鎖×29 | ![]() | ゴーストランタン×5 | ||
Lv7→Lv8 | ![]() | ゴーストランタン×10 | Lv8→Lv9 | ![]() | 枯淡勾玉×18 |
![]() | 枯淡勾玉×6 | ![]() | 宵哭きの鉄杭×72 | ||
Lv9→Lv10 | ![]() | 伝承結晶×1 |
素材合計 | 銅素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×132 | ![]() | ×216 | ||||
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銀素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×45 | ![]() | ×72 | |||||
金素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×3 |
エレシュキガルの素材について
金素材はありませんが、銀素材、銅素材の要求数は目を疑うような数値です。3桁をこえるものが2つあり、宵哭きの鉄杭に関しては216個を要求してきます。
また銀素材についても3桁にはいきませんが、45や72とかなり多めです。
スキルレベルを上げるのに、フリークエストの周回は必須と言えるでしょう。使用した分の働きはしてくれるサーヴァントなので、引いた場合は積極的に素材を集めて使用していきましょう。
エレシュキガルのクラススキル
![]() | 対魔力D:自身の弱体耐性を少しアップ(12.5%) |
![]() | 陣地作成A+:自身のArsカード性能をアップ |
![]() | 女神の神核B:自身に与ダメージプラス状態を付与&弱体耐性をアップ(22.5%) |
3つのクラススキル持ちです。対魔力と女神の神核で、弱体に対して35%の耐性を持ちます。
また、陣地作成はエレシュキガルの高めのArts性能をさらに伸ばします。
女神の神核はダメージプラスもついていますので、3つ全てのクラススキルが良い影響を及ぼしています。
エレシュキガルの宝具
![]() | 宝具名:霊峰踏抱く冥府の鞴(クル・キガル・イルカルラ) 宝具属性:Buster 効果: 自身のバスターカード性能をアップ(1ターン)&敵全体に強力な攻撃&〔冥界の護り〕状態の味方全体の攻撃力を20%アップ(3ターン) | |
OCLv.1 | OCLv.5 | |
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Buster性能アップ | 10% | 50% |
宝具発動前にBuster性能アップが入ります。OC1で10%アップです。宝具の属性はBusterなので威力アップにつながります。
この効果とスキル2で、60%のBusterアップです。エレシュキガルが他のサーヴァントと比べてATKが低いのに宝具威力であまりそれを感じさせないのは、このBusterアップがあるからです。
もう一つの効果である、味方全体の3ターン攻撃力20%アップも非常に強力です。この効果はスキル「カリスマ」と同レベルです。
エレシュキガルはスキル2のおかげで宝具が撃ちやすいサーヴァントです。スキルよりも短い間隔で宝具を撃つことは、編成にもよりますが、かなり現実的です。
敵を攻撃しつつも味方にも貢献できる、強力な宝具といえるでしょう。
エレシュキガルのコマンドカード
Quick2枚、Arts1枚、Buster2枚の構成です。
Artsカードは全サーヴァント中最高のNP効率を誇ります。その増加量はすさまじく、クリティカルが出ようものならばNPを50%以上もチャージできます。
Quickカードの性能も悪くないです。全体的に見て、コマンドカードの性能はかなり高いと言えます。
ただし、Artsチェインは狙いにくいです。エレシュキガルのArtsカードが来た場合は、3番目に持っていくことを心がけましょう。
エレシュキガルが敵として出現した場合
宝具チャージ | ![]() | 脅威度 | A |
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S:放置するとパーティが全滅する可能性あり。対策を講じて対処すること
A:放置すると被害甚大の可能性あり。速やかに対処すること
B:放置すると被害が出る可能性あり。脅威度A以上の敵がいなければ対処すること
C:放置しても被害は軽微。倒すのは後回しで問題なし
チャージは4です。スキル「魔力放出(檻)」によりチャージが進みます。そのため宝具の発動タイミングが予想しずらいです。
また、宝具は全体宝具であり、かつBusterアップが入るために味方サーヴァントが全滅する可能性もあります。
「魔力放出(檻)」でチャージをMAXにして宝具を撃ってきた場合は、味方全員が戦闘不能になる確率が非常に高いです。
チャージが3になったときに気を付ければ怖くはありません。動きを見ながら、なるべく早めにセイバークラスのサーヴァントで倒してしまいましょう。
エレシュキガルに装備したい概念礼装
かなり完成しているイメージを持ちます。自分の攻撃力を伸ばすことよりも、宝具を撃って味方に貢献する方が良いでしょう。
周回目的ならば「カレイドスコープ」「エアリアル・ドライブ」あたりがおすすめです。NP50%チャージできるので、他にも多くの概念礼装が選択肢に上がると思います。
高難易度目的ならば、NPを毎ターンチャージする「プリズマコスモス」です。エレシュキガルのカードを積極的に切る必要がなくなります。
エレシュキガルのATKはかなり低いので、その分アタッカーでダメージを伸ばせます。
概念礼装名 | 効果 |
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![]() カレイド・スコープ | 自身のNPを80%チャージした状態でバトルを開始する[限界突破時]自身のNPを100%チャージした状態でバトルを開始する |
![]() エアリアル・ドライブ | 自身のBusterカード性能8%アップ&宝具威力8%アップ&NPを30%チャージした状態でバトルを開始する[限界突破時]自身のBusterカード性能10%アップ&宝具威力10%アップ&NPを50%チャージした状態でバトルを開始する |
![]() プリズマコスモス | 自身に毎ターンNP8%獲得状態を付与する[限界突破時]自身に毎ターンNP10%獲得状態を付与する |
エレシュキガルと共に編成したいサーヴァント
エレシュキガル自身はサブアタッカーのような役割です。完全なるアタッカーを援護しつつ、自分でも攻撃を行うのがベストです。
ほとんどのサーヴァントに言えることですが、マーリンとは相性が良いです。ただ、マーリンの英雄作成についてはアタッカーに使用するべきでしょう。
それ以外ではマシュが候補に挙がります。エレシュキガルのスキル3で防御力アップもNP獲得量アップでもできます。
マシュと組み合わせることで、かなりの防御力アップが見込めます。また、敵の宝具に対してもエレシュキガルは自身で無敵を付与できるので、マシュは心配することなくアタッカーを守りに行けます。
マシュについてまとめました。ストーリーにより成長しますが、成長後の性能を解説していきます。どんなマスターであっても非常に使い勝手の良いサーヴァントですので、使い方を覚えておきましょう。基本ステータスについてHP:13,8[…]
エレシュキガルの総合評価
周回においては、スキル2のNP50%チャージスキルがかなり有効です。カレイドスコープや虚数魔術はもちろんのこと、イベントで配布されるNP50%チャージ礼装ならばどれをつけてもすぐに宝具が撃てます。
宝具威力に関してはスキル2の効果により申し分なく、ランサーが有利を取れる相手ならば問題はないでしょう。
ただし、等倍のクラス相手ですとATKの低さからダメージは伸び悩むと思います。ATKを考えると、同じくNP50%チャージスキルを持ち、かつ全体宝具であるアルトリア[ランサー]が居るので、そちらを使うといいでしょう。
いずれにせよ、周回目的で使えることは使えますが、過度な信頼は禁物です。
エレシュキガルの良いところは、味方全体のサポートもしつつ攻撃もできるところです。最近の高難易度で思いつくのはギル祭りでしょうか?
あのイベントを考えても、俵藤太、レオニダス、ジャガーマン、ヒロインエックスオルタの高難易度で十分な活躍ができました。
相手にバーサーカーやアーチャーがいることが前提ですが、スキル3と宝具による味方のサポート力は高いと言えるでしょう。
ただ、真価を発揮するためにはスキルレベルを上げる必要があるので、そこは苦労します。
結論から言うと、性能の面では引くべきですが、タイミング的に控えるべきでもあるという感じです。
というのも、この後にくるのが2018年のクリスマスで、そこで出てくる新規サーヴァントが強力な可能性が高いからです。
あくまで今までのデータですが、2016年はイシュタル、2017年はエレシュキガルと現在でもそれなりに評価の高いサーヴァントが実装されています。
今年の新規サーヴァントも、期待の面もありますが、強いサーヴァントが実装されてもおかしくありません。
結局はカルデアの状況によると思いますので、記事をよく読んで、自分のカルデアに必要かどうか考えるのが良いでしょう。
性能自体はとても良いので、引いて損はありません。時期の問題、というやつですね。