FGOの紅閻魔(べにえんま)についてまとめました。スキルや宝具、使い方などを確認していきましょう。
紅閻魔の基本ステータス
ステータス(HP,ATKはレベル90かつフォウ君強化済の値) | |||
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HP | 14,960 | ATK | 12,607 |
属性 | 秩序・善 | 隠し属性 | 地 |
☆5セイバーの中では低めのATK、HPとなっています。ATKが低ければHPが高いというのが一般的ですが、紅閻魔は例外のようです。
とはいえ、全サーヴァントと比較すれば十分に高い値です。単体宝具セイバーとしては武蔵と沖田には負けますが、ネロ・ブライドとは同じ数値です。
ステータスの面での弱みはないと考えていいでしょう。隠し属性も地だけなので、特攻をさされにくいという強みも持っています。
紅閻魔のクラス

最優と言われるセイバークラスです。平均的な補正を持ちます。
ランサー相手に有利であり、単体宝具なので競合は沖田、武蔵、ネロ・ブライドです。
紅閻魔のスキル構成
※強化優先度:太字下線>太字>なし
![]() | スキル1:心眼(偽) A チャージタイム:8→6 効果:自身に回避状態を付与(1ターン)&クリティカル威力をアップ(3ターン) | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
---|---|---|
クリティカル 威力アップ | 20% | 40% |
多くのサーヴァントが保持する回避スキルです。1ターン回避とクリティカル威力アップの両方がつきます。
回避はともかく、クリティカル威力アップは他にスター集中もスター発生関連のスキルもないのでおまけのような印象です。
レベルにより上がるのはクリティカル威力のみです。スキルリチャージのターンが縮まる以外のメリットはありません。
そのため、スキル強化優先度は3番目にしています。
![]() | スキル2:星の籠(大) EX チャージタイム:8→6 効果:敵全体の防御力ダウン(3ターン)&クリティカル発生率をダウン(3ターン)&宝具封印状態を付与(1ターン)&敵全体のHPを回復【デメリット】 | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
---|---|---|
防御力ダウン | 10% | 20% |
クリティカル 発生率ダウン | 20% | 30% |
紅閻魔のみが持つ特殊スキルです。敵全体に防御力ダウンとクリティカル発生率ダウンと宝具封印を付与します。
複合の効果なので防御力ダウンの倍率は低めです。ですが、複合かつ持続ターンが長めなので使い勝手は良いです。
ちなみに、クリティカル発生率ダウンはクリティカルによる事故を防いでくれるため、結果としてはこちらの防御力アップのような位置づけになります。
宝具封印効果は1ターンのみなので注意が必要です。相手が宝具を撃ってくるタイミングで使用して、1ターンの延命をしましょう。
敵全体のHP回復効果がありますが、1000固定なので正直デメリットにもなりません。
スキルターンを縮めることで最短で6ターンで撃てます。デメリットを気にせずにどんどん使っていきましょう。
強化優先度は2番目にしました。
![]() | スキル3:星の籠(小) EX チャージタイム:8→6 効果:味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)&強化解除耐性アップ(1ターン)&NPを増やす&敵全体のHPを回復【デメリット】 | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
---|---|---|
攻撃力アップ | 10% | 20% |
強化解除耐性 アップ | 50% | 100% |
NP獲得 | 10% | 20% |
スキル2に続いてスキル3も紅閻魔のみのユニークスキルとなっています。スキル2は敵全体でしたが、スキル3は味方全体へのバフです。
攻撃力アップに強化解除耐性、NPを増やすなど嬉しい効果が並びます。
こちらも複数の効果のスキルなのでそれぞれの倍率は低めです。ですが、味方全体に最大で20のNPをチャージできるのは大きな特徴です。
レベルを10にしてNPを20配れるようにするだけでなく、スキルのリチャージ時間も短くしていきたいです。
強化解除耐性を味方全体に付与できるサーヴァントは紅閻魔が初めてです。倍率はレベル10で100%です。確実に強化解除を無効化できます。
これにより、天草などの強化解除宝具を100%の強化解除耐性で無効化する、といったこともできるようになりました。
今まで苦戦していた敵と楽に戦うことができるようになり、これだけでも評価は高いです。
ちなみに、デメリットの敵全体HP回復の値はスキル2と同じく1000です。1000程度ではデメリットにはならないので、気にせず使っていきましょう。
強化優先度は1番です。最優先で強化しましょう。
紅閻魔のスキル総評
身を守るスキル、敵への妨害、味方への支援の3つのスキルです。
複数の効果を持つスキルが多く、倍率も低めになっています。
器用貧乏のようになっている点が否めず、レベル10まで強化すべきスキルもスキル3のみと少なめです。
ただし、スキル3そのものはかなり強めなので、これだけでも使用する価値は十分にあります。
紅閻魔の霊基再臨、スキル強化素材
1回目 | ![]() | セイバーピース×5 | 2回目 | ![]() | セイバーピース×12 |
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![]() | 世界樹の種×9 | ||||
3回目 | ![]() | セイバーモニュメント×5 | 4回目 | ![]() | セイバーモニュメント×12 |
![]() | ゴーストランタン×10 | ![]() | 鳳凰の羽根×8 | ||
![]() | 鳳凰の羽根×4 | ![]() | 智慧のスカラベ×5 |
素材合計 | 銅素材 | ||||||||||
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銀素材 | ![]() | ×17 | ![]() | ×9 | ![]() | ×10 | ![]() | ×12 | |||
金素材 | ![]() | ×17 | ![]() | ×5 |
Lv1→Lv2 | ![]() | 剣の輝石×5 | Lv2→Lv3 | ![]() | 剣の輝石×12 |
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Lv3→Lv4 | ![]() | 剣の魔石×5 | Lv4→Lv5 | ![]() | 剣の魔石×12 |
![]() | ゴーストランタン×5 | ||||
Lv5→Lv6 | ![]() | 剣の秘石×5 | Lv6→Lv7 | ![]() | 剣の秘石×12 |
![]() | ゴーストランタン×10 | ![]() | 世界樹の種×6 | ||
Lv7→Lv8 | ![]() | 世界樹の種×12 | Lv8→Lv9 | ![]() | 閑古鈴×18 |
![]() | 閑古鈴×6 | ![]() | 枯淡勾玉×24 | ||
Lv9→Lv10 | ![]() | 伝承結晶×1 |
素材合計 | 銅素材 | ![]() | ×51 | ||||||||
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銀素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×45 | ![]() | ×54 | ![]() | ×72 | ![]() | ×72 | |
金素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×3 |
紅閻魔の強化素材について
数多くの銀素材を要求してきます。とくに閑古鈴は不足しやすい素材です。イベントで交換景品になった場合は、積極的に交換しておきましょう。
世界樹の種やゴーストランタンなど、競合が多い素材もありますが、全体的に見てみるとまだ易しめの印象です。
余っている場合はスキル3だけでもレベルを上げておきましょう。
紅閻魔のクラススキル
![]() | 対魔力A:自身の弱体耐性をアップ |
![]() | 単独行動A:自身のクリティカル威力をアップ |
![]() | 気配遮断A:自身のスター発生率をアップ |
![]() | お宿作成B:自身のArtsカード性能をアップ |
![]() | 腹話術EX:自身にスキル封印無効状態を付与 |
数多くのクラススキルを持ちます。注目すべきは「腹話術EX」です。
このクラススキルのおかげで紅閻魔はスキル封印の効果を受け付けません。
とはいえ、スキル封印そのものを付与してくる場面は少ないです。無いよりはあった方が良いと思っておくのが吉ですね。
紅閻魔の宝具
![]() | 宝具名:十王判決・葛籠の道行(じゅうおうはんけつ・つづらのみちゆき) 宝具属性:Arts 効果: 自身に〔混沌〕特攻状態を付与(1ターン)<OCで効果アップ>&〔悪〕特攻状態を付与(1ターン)<OCで効果アップ>+敵単体に超強力な攻撃 | |
OCLv.1 | OCLv.5 | |
---|---|---|
悪特攻 | 40% | 60% |
混沌特攻 | 40% | 60% |
頼光が持つような、2つの属性に対する特攻効果があります。対象は悪と混沌です。
紅閻魔を使用する場合は、相手はランサーかバーサーカーでしょう。悪と混沌、悪・混沌両方の属性を持つサーヴァント一覧は以下のようになります。
クラス | 悪 | 悪・混沌 | 混沌 |
---|---|---|---|
![]() | 李書文 | エレシュキガル エリザベート 水着清姫 水着茨木 | ジャンヌ・リリィ ロムルス ジャガーマン 弁慶 |
![]() | 謎のヒロインX[オルタ]土方歳三 | ヴラド3世 クー・フーリン[オルタ] 茨木童子 アタランテ[オルタ] 呂布 清姫 カリギュラ アステリオス | 源頼光 ヘラクレス タマモ・キャット フランケンシュタイン ベオウルフ 茶々 水着信長 水着ジャンヌ エイリーク |
全28体です。2重特攻の対象は12体。バーサーカーは殆どが特攻の対象ですね。
対象の相手には大ダメージを与えることができます。クエスト情報を確認して、上記のサーヴァントが出てくる場合は積極的に編成していきましょう。
紅閻魔のコマンドカード性能
Quick1枚、Art2枚、Buster2枚の構成です。まあまあ良いカード性能です。
Artsは2枚ありますが、ヒット数が多く、それなりのNPを回収できます。
QUickカードも悪くはないのですが、1枚しかないので全体的に見ると微妙なところ。Quick、Arts、Arts、EXでスターを21ほど回収できますが、カードの運に左右されます。
スターを発生させるのではなく、NPをチャージするためのカード選択がおすすめです。
紅閻魔が敵として出現した場合
宝具チャージ | ![]() | 脅威度 | B |
---|
S:放置するとパーティが全滅する可能性あり。対策を講じて対処すること
A:放置すると被害甚大の可能性あり。速やかに対処すること
B:放置すると被害が出る可能性あり。脅威度A以上の敵がいなければ対処すること
C:放置しても被害は軽微。倒すのは後回しで問題なし
宝具チャージは4で、スキル3で宝具チャージを増やしてきます。
無敵貫通や必中といったスキル、宝具は所持していないのでそこまで脅威ではありません。
単体宝具なのでターゲット集中で何とかできるのも良いですね。宝具チャージが3のときだけ注意するようにしましょう。
ターゲット集中ができるマシュやゲオルギウスがいればアタッカーを守りながら倒せるのでお勧めです。
紅閻魔に装備したい概念礼装
サーヴァントが登場する高難易度クエストやストーリークエストが活躍の場です。
長期戦が予想できるので、特徴である宝具を何度も撃てる概念礼装がおすすめです。
NPをチャージした状態で戦闘を始められる「蒼玉の魔法少女」や、「ペインティングサマー」との相性は良いです。
宝具威力も上がる「サマー・リトル」も所持していれば装備したい概念礼装ですね。
純粋にArts性能を上げるなら「フォーマルクラフト」も候補に挙がるでしょう。
Arts性能アップ、NP獲得量アップ、宝具威力アップのような文言で所持している概念礼装を見直してみましょう。
概念礼装名 | 効果 |
---|---|
![]() 蒼玉の魔法少女 | 自身のNP獲得量を25%アップ&NPを40%チャージした状態でバトルを開始する[限界突破時]自身のNP獲得量を30%アップ&NPを50%チャージした状態でバトルを開始する |
![]() ペインティングサマー | 自身のアーツカード性能を8%アップ&NP獲得量を8%アップ&NPを30%チャージした状態でバトルを開始する[限界突破時]自身のアーツカード性能を10%アップ&NP獲得量を10%アップ&NP50%チャージした状態でバトルを開始する |
![]() サマー・リトル | 自身のNP獲得量を25%アップ&宝具威力を10%アップ&クリティカル威力を10%アップ[限界突破時]自身のNP獲得量を30%アップ&宝具威力を15%アップ&クリティカル威力を15%アップ |
![]() フォーマルクラフト | 自身のArtsカードの性能を25%アップする[限界突破時]自身のArtsカードの性能を30%アップする |
紅閻魔と共に編成したいサーヴァント
Arts宝具のサーヴァントなので、玉藻の前と相性が良いのは言うまでもないでしょう。
低レアのArtsサポーターとしてはスターを瞬時に50もチャージできるアマデウスとも相性が良いです。
また、同じセイバーでもありサポーターでもある蘭陵王との相性もよく、所持している場合はともに編成しましょう。
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紅閻魔の総合評価
珍しい2重特攻の宝具を所持しています。そのため特攻が適用される敵の出現するクエストに連れていけば唯一無二の活躍をしてくれます。
FGOでは特攻で与えるダメージの増え方は驚くほどなので、この2重特攻宝具は大きな強みです。
一方で、特攻が適用されないとか、適用されるけど等倍という相手には微妙なダメージしか出ません。
宝具強化も来てませんし、これは仕方がないと言えるでしょう。なので、活躍できるクエストに対してピンポイントで編成していきましょう。
スキル2で敵の妨害、スキル3で味方のサポートができるので、サブサポーターのような位置にもなれます。
とはいえ、最大の強みは宝具なので他にサポーターがいる場合はそちらを採用するようにしましょう。
敵が強化解除を使ってくるような高難易度やストーリークエストで使用するのがおすすめです。
最大の特徴である宝具の特攻が効かない相手には、他の単体宝具セイバーの方に軍配が上がります。
宝具ダメージが低いのもありますが、スキルが器用貧乏になっているのが原因です。
特定の場面で活躍できるサーヴァントと思っておくのが良いでしょう。