☆4サーヴァント「不夜城のアサシン」についてまとめました。1.5部「アガルタの女」のネタバレ要素は排除してあります。
不夜城のアサシンの基本ステータス
ステータス(HP,ATKはレベル80かつフォウ君強化済の値) | |||
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HP | 11,942 | ATK | 9,981 |
属性 | 秩序・悪 | 隠し属性 | 人・王 |
ATKが9000台と低いように思えますが、他のアサシンクラスのサーヴァントと比べてみると高い部類に入ります。
☆4のアサシン自体ATKが10000をこえるサーヴァントはまれです。不夜城のアサシンの場合はHPを多少下げてATKを少し上げたステータスになっています。
不夜城のアサシンのクラス

スター発生効果をデフォルトで持っているクラスです。スターを発生させ、そのスターをどう処理するかが運用の鍵となります。
ですが不夜城のアサシンの場合は少し運用が特殊なので注意が必要です。
スキル構成(黄色マーカー:スキルレベル上げ最優先、青マーカー:二番目優先、なし:最後に)
効果:3ターンの間、敵単体の防御力をダウン(Lvにより増加)
敵単体の防御力を下げることができます。スキルレベル1で10%、レベル10では20%下げます。
効果が分かりずらいですが、敵の防御力が下がるという事は、味方が攻撃した場合に攻撃力アップをつけた状態で攻撃しているのと同じになります。
つまりこの場合、このスキル(スキルレベル10)を使った相手に対して攻撃するのであれば、攻撃力20%アップの状態で攻撃しているのと同義です。
パーティーの火力上昇にはなるのですが、他の2スキルの方が優れているために優先度は最低となります。
とはいえ3つのスキルの中で最低というだけなのでなるべく上げた方が良いです。
効果:3ターンの間、自身にさまざまな効果をランダムで付与(Lvにより増加)&HPを回復(Lvにより増加)
歴史上皇帝になった人物が持つスキルです。不夜城のアサシンの正体はとある国の皇帝なので、このスキルを所持しています。
このスキルを持っているサーヴァントは他にもネロやオジマンディアスなどが挙げられます。
効果に書かれているさまざまな効果とは「自身の攻撃力をアップ&防御力をアップ」です。
倍率が高く、スキルレベル1でも18%、レベル10では36%ものアップ率になります。
スキル1の拷問技術がスキルレベル10で18%なので、その2倍の恩恵を受けることができます。
しかし発動成功は確率となっており、その確率は60%です。
またこの成功率は攻撃力アップと防御力アップで独立に計算されています。
なので攻撃力アップだけ成功することも、防御力アップだけ成功することも、両方失敗することもあります。
確率6割のランダムスキルではありますが、成功時のアップ倍率は大きければ大きい程良いので優先度を二番目としました。
後述しますが、とあるサーヴァントのスキルで確定で成功させることもできますので、育てておいて損はありません、
効果:3ターンの間、味方全体の攻撃力をアップ(LVにより増加)&3ターンの間、自身を除く味方全体のクイックカード性能をアップ(LVにより増加)
昔からあるスキル「カリスマ」の派生スキルです。
攻撃力アップの他にクイックカードアップの効果を味方全体に与えることができます。
倍率はスキルレベル1では10%、レベル10では20%です。
味方がクイックカードで攻撃する場合、スキルレベル10なら40%アップ状態で攻撃することができます。
ただし、このクイックカード性能アップの効果は不夜城のアサシンには適応されないので注意が必要です。
クイックカードの性能を最大で20%増加する効果について見ていきましょう。
この効果は味方全体に与える効果としてはアタランテの持つ「アルカディア越え」に次いで高いものです。
(アルカディア越えは30%(レベル1)→50%(レベル10))
それでも、他のサーヴァントが持つほとんどの味方全体クイック性能アップと倍率は同じです。
ですが、攻撃力アップと合算して考えるとアルカディア越えには届きませんが、二番目に高い倍率になります。
味方全体の攻撃力の底上げに大いに貢献するスキルです。
スキルの強化優先順位も一番です。
自身、および味方への攻撃性能アップスキルが目立ちます。残りのスキル1も敵の防御力ダウンとかなり攻撃に重きを置いたスキル構成です。
スキル3の「女帝のカリスマ」についてはアサシンクラスにクイックカード宝具の持ち主が多いこと、およびカード構成がクイック多めなサーヴァントが多いことからも活躍の場には困らないでしょう。
相手がライダークラスで、味方をアサシンクラスで構成する場合に頼りになるでしょう。
クラススキル
アサシンが所持する気配遮断スキルです。不夜城のアサシンはサポートを得意とするキャラです。
彼女自身のカードを積極的に切ることは少ないので、あまり恩恵を感じられないです。
宝具
宝具属性:Quick
効果:敵単体に超強力な攻撃(LVにより増加)&3ターンの間、敵に1000ダメージを与える毒状態を付与&3ターンの間、自身のクリティカル威力をアップ(オーバーチャージで効果UP)
宝具名は1.5部亜種特異点2「アガルタの女」で明らかになります。
特筆すべきは自身のクリティカル威力をアップする効果を持っていることです。
オーバーチャージ1でも50%、オーバーチャージ3では75%もの威力アップが3ターンの間持続します。
他のサーヴァントの宝具効果にもよりますが、不夜城のアサシンの宝具を最後に持ってくることはメリットがあります。
特にアサシンクラスはクラス補正でスターを出しやすく、またそれなりに集めやすいのでクリティカルが出しやすいです。
宝具クラスもQuickで、Quickカードチェインを組みやすいのも大きなメリットとなっています。
コマンドカード
Quick :2枚
Buster:2枚
ややBusterが多めの印象を持ちます。とはいえアサシンクラスに必須なQuickカードは2枚所持しており、運用にそこまで問題は感じませんでした。
またNP獲得率についても効率はまあまあであり、クリティカルの出やすさも相まってNPをためやすいと言えるでしょう。
装備したい概念礼装
運用がサポーターですが、宝具によらないサポートを得意とします。
なので毎ターンスターを獲得する2030年の欠片や、クイックカード性能を上げるイマジナリ・アラウンドなどと相性が良いです。
ともに編成したいサーヴァント
アタッカーとの編成が良いでしょう。Quick主体のサーヴァントであれば不夜城のアサシン一人で十分なバフの恩恵を与えることができます。
ライダーを相手取ってパーティを考えるのであれば、☆5ではジャック・ザ・リッパー、☆4ならば水着のスカサハなどQuick宝具のアサシンは数多くが候補に挙がります。
また、入手難易度は上がりますが、クレオパトラは宝具がBusterですが、Quickカードを多く所持し、スキルにスター獲得を所持しているので相性が良いです。
アサシンクラスに限らずに挙げると、☆5のメルトリリスはQuick宝具サーヴァントであり、女帝のカリスマの恩恵を最大限受けられます。
また例外サーヴァントになりますが、オジマンディアスはスキルを用いることで、「皇帝特権」の成功率を100%にできます。
オジマンディアスのスキル3のレベルが10である必要がありますが、もし不夜城のアサシンをアタッカーとして使いたい場合はフレンドから借りてみましょう。
総合評価
味方の、特にアサシンクラスに対してサポートが出来るキャラクターです。
現在ではスカサハ・スカディの登場により役目を奪われたという声もよく聞きます。
ですが、アサシンのみで編成する場合やスカディのバフの他にもう一声欲しい場合に重宝するキャラクターです。
ただし、注意点が一つあります。
彼女は1.5部に登場するキャラクターなのでスキル上げに要求する素材が魔術髄液や奇奇神酒など少し集めにくい素材になっています。
イベントなどで交換することができますが、スキル育成が止まってしまう事もあるかと思われますので、そこは気を付けておきましょう。