蘭陵王についてまとめました。珍しいサポート型のセイバーとなっています。
蘭陵王の基本ステータス
ステータス(HP,ATKはレベル80かつフォウ君強化済の値) | |||
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HP | 13,625 | ATK | 10,112 |
属性 | 秩序・善 | 隠し属性 | 人・愛するもの |
☆4セイバーとしては平均的なATKです。ですが、蘭陵王の宝具は攻撃する宝具ではないので、どちらかというとHPの方が重要です。
HPは、☆4セイバーの中では高めな値となっています。
また、中性的な顔立ちですが、男性サーヴァントです。性別による強化スキルを付与する場合は注意しましょう。
蘭陵王のクラス

セイバークラスです。特にプラスの補正もマイナスの補正もありません。
蘭陵王はセイバーのサポーターのような位置づけになります。なので、ランサー相手にセイバーで編成したいときに役に立つサーヴァントです。
蘭陵王のスキル構成
※強化優先度:太字下線>太字>なし
![]() | スキル1:隠美の仮面 A チャージタイム:8→6 効果:自身に無敵状態を付与(2回・3ターン)+味方全体の攻撃力をアップ(3ターン) | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
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攻撃力アップ | 10% | 20% |
セイバーが持つには珍しい無敵スキルです。さらに、回数制限付きではあるものの3ターン持続します。
攻撃されなければターンが終了しても無敵の効果は消えないため、通常の無敵スキルに比べて生存力は高くなります。
敵の宝具に合わせて使っていきたいですね。
無敵に加えて攻撃力アップ効果も所持しています。味方全体に20%アップを付与するので、カリスマのような効果もついていると思ってOKです。
無敵の効果は3ターン持続するので、そこまで気にすることなくスキルを使えるのも大きいです。
まあまあ強力なスキルですが、他のスキルを考慮すると、強化優先度は3番目ですね。
![]() | スキル2:勢い破竹の如し C チャージタイム:7→5 効果:味方単体のNPを増やす&強化成功率をアップ(1ターン) | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
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NP増加 | 10% | 20% |
味方のNPを増やしますが、効果を実感できる20をチャージするにはレベルを10にする必要があります。こちらの効果は少し敷居が高いかもしれません。
非常に珍しく、かつ貢献度の高い強化成功率アップ効果があります。この効果のスキルを持っているのは他にはオジマンディアスのみです。(クロエはイリヤのみなので除外)
ランダムで発動する効果には、代表的なものには皇帝特権などがあります。セイバーには皇帝特権を持っているサーヴァントも多いので、相性が良いスキルです。
強化成功率を上げることができるので、最優先で強化してしまいましょう。
![]() | スキル3:魔性の貌 EX チャージタイム:7→5 効果:味方全体のアーツ性能をアップ(3ターン)&確率でスター発生率をアップ(3ターン)&確率でクリティカル威力をアップ(3ターン) | |
スキルLv.1 | スキルLv.10 | |
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Artsアップ | 10% | 20% |
スター発生 アップ | 30% | 50% |
クリティカル 威力アップ | 30% | 50% |
味方全体に20%Artsアップを3ターン付与するならば、普通な倍率です。残り2つの効果は確率で発動する効果となっています。体感ですが、確率は60%程度です。
蘭陵王はスキル2で強化成功率アップを所持しているので、自身に付与することでこのスキルの成功率を上げることができます。
スターの運用に貢献できるスキルですので、使用する場合は可能であればスキル2を使用した後にしましょう。
強化優先度は2番目にしましたが、可能ならばスキル2と同時に上げていきましょう。
蘭陵王のスキル総評
セイバーなのにサポーターという珍しいサーヴァントです。ただし、競合は玉藻の前とキャスターギルガメッシュなので、少し分が悪いかなという印象があります。
NPチャージや強化成功率アップなど違いはありますので、差別化の運用を目指していきましょう。
蘭陵王の霊基再臨、スキル強化素材
1回目 | ![]() | セイバーピース×4 | 2回目 | ![]() | セイバーピース×4 |
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![]() | 英雄の証×18 | ||||
3回目 | ![]() | セイバーモニュメント×4 | 4回目 | ![]() | セイバーモニュメント×10 |
![]() | 鳳凰の羽根×7 | ![]() | 竜の牙×20 | ||
![]() | 竜の牙×10 | ![]() | 竜の逆鱗×4 |
素材合計 | 銅素材 | ![]() | ×18 | ![]() | ×30 | ||||||
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銀素材 | ![]() | ×14 | ![]() | ×7 | |||||||
金素材 | ![]() | ×14 | ![]() | ×4 |
Lv1→Lv2 | ![]() | 剣の輝石×4 | Lv2→Lv3 | ![]() | 剣の輝石×10 |
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Lv3→Lv4 | ![]() | 剣の魔石×4 | Lv4→Lv5 | ![]() | 剣の魔石×10 |
![]() | 鳳凰の羽根×4 | ||||
Lv5→Lv6 | ![]() | 剣の秘石×4 | Lv6→Lv7 | ![]() | 剣の秘石×10 |
![]() | 鳳凰の羽根×7 | ![]() | 英雄の証×12 | ||
Lv7→Lv8 | ![]() | 英雄の証×24 | Lv8→Lv9 | ![]() | 万死の毒針×36 |
![]() | 万死の毒針×12 | ![]() | 智慧のスカラベ×8 | ||
Lv9→Lv10 | ![]() | 伝承結晶×1 |
素材合計 | 銅素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×108 | ![]() | ×144 | ||||
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銀素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×33 | |||||||
金素材 | ![]() | ×51 | ![]() | ×24 | ![]() | ×3 |
蘭陵王の素材について
銅素材の要求数が多く、英雄の証と万死の毒針が100を超えています。
また、レベルを6に上げるのに貴重な鳳凰の羽を要求するので、育成難易度は高めです。
カルデアの素材やサーヴァントの所持具合などをふまえて、育成をするかしないか、どこまで育成するかを考えましょう。
蘭陵王のクラススキル
![]() | 対魔力C:自身の弱体耐性を少しアップ |
![]() | 騎乗A:自身のQ性能をアップ |
蘭陵王の宝具
![]() | 宝具名:蘭陵王入陣曲(いさましきはかめんのもの、おんようけんびのりょうおうなり) 宝具属性:Arts 効果: 敵全体のチャージを1減らす&クリティカル発生率をダウン(3ターン)+味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&被ダメージカット状態を付与(3ターン) | |
OCLv.1 | OCLv.5 | |
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攻撃力アップ | 30% | 50% |
宝具Lv.1 | 宝具Lv.5 | |
ダメージカット | 500 | 1500 |
攻撃をしません。味方全体の攻撃力とダメージカットを付与しつつ、敵のチャージを減らします。
複数の敵が出現する高難易度では、敵のチャージを減らさないと味方が全滅する可能性があるクエストは今までもありました。そういったクエストで活躍する効果です。
攻撃力アップも30%アップが3ターンならば最高倍率です。OC1でも問題はありませんが、複数人で宝具を発動する場合は後の方に選択してOCレベルを上げるのもありです。
ダメージカットに関しては宝具レベル依存です。全体にダメージカットを付与できるサーヴァントは少なく、宝具レベル1の500でも十分に高い値です。
宝具レベルに関しては、ガチャを引いて上がればラッキー程度に思っておきましょう。
蘭陵王のコマンドカード
Quick1枚、Art2枚、Buster2枚の構成です。バランスの良いカード構成となっています。
NP効率がまあまあ良く、スター発生に関してはQuick1枚も相まって微妙となります。
蘭陵王自身がArtsバフを持っているので、Artsチェインを積極的に選択しつつ、サポート宝具を撃っていきたいですね。
蘭陵王が敵として出現した場合
宝具チャージ | ![]() | 脅威度 | C |
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S:放置するとパーティが全滅する可能性あり。対策を講じて対処すること
A:放置すると被害甚大の可能性あり。速やかに対処すること
B:放置すると被害が出る可能性あり。脅威度A以上の敵がいなければ対処すること
C:放置しても被害は軽微。倒すのは後回しで問題なし
攻撃宝具ではないので、放置しても大きな問題はありません。
チャージを進めるスキルを所持していますが、宝具に脅威がない以上、特に気にすることもありません。
ただし、敵が複数体出てきた場合は、他の敵をチャージを進める場合があります。そこは注意しておきましょう。
蘭陵王に装備したい概念礼装
宝具を撃つことを目的として概念礼装を選びましょう。短期決戦を狙うのであればカレイドスコープなどのNPチャージ礼装が優秀です。
長期での戦いに臨むのなら、Arts性能とNP獲得量アップを狙って「静穏なひと時」がおすすめです。Artsアップに力を入れるならば「フォーマルクラフト」、アタッカーに攻撃させたいなら「プリズマコスモス」も候補に挙がります。
概念礼装名 | 効果 |
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![]() カレイドスコープ | 自身のNPを80%チャージした状態でバトルを開始する[限界突破時]自身のNPを100%チャージした状態でバトルを開始する |
![]() 静穏なひと時 | 自身のQuickカード性能を10%アップ&Artsカード性能を10%アップ&NP獲得量を10%アップ[限界突破時]自身のQuickカード性能を15%アップ&Artsカード性能を15%アップ&NP獲得量を15%アップ |
![]() フォーマルクラフト | 自身のArtsカード性能を25%アップする[限界突破時]自身のArtsカード性能を30%アップする |
![]() プリスマコスモス | 自身に毎ターンNP8%獲得状態を付与する[限界突破時]自身に毎ターンNP10%獲得状態を付与する |
蘭陵王と共に編成したいサーヴァント
Arts性能をアップできるので、Arts宝具を所持するセイバーとの相性が良いです。☆4、☆5両方のネロやランスロット、柳生など、数多くのセイバーが候補に挙がります。
セイバーを強化しつつ自分もダメージを与えられる、対ランサー戦において真価を発揮するサーヴァントです。
蘭陵王の総合評価
かなり珍しいサポート特化のセイバーです。同じようなサポートセイバーにはデオンがいますが、あちらは防御特化サポーターなのに対し、蘭陵王は攻撃特化サポーターです。
味方のアタッカーに対してさまざまな強化を付与することができます。
強化の倍率も悪くなく、Arts、攻撃力、強化成功率、スター発生率、クリティカル威力アップなど、強化の種類も多岐に渡ります。
その一方で、いくつかのスキル3が確率発動だったり、全ての強化スキルがスキルレベル依存だったりします。
レベルを上げないと真価が発揮できないのですが、育成素材が厳しいサーヴァントなので、真価を発揮するまでに時間がかかります。
ですが、育てた暁には活躍してくれるサーヴァントです。カルデアの状況をよく見ながら、育成を進めていきましょう。
Arts性能アップのサポーターとなると、競合は玉藻の前とギルガメッシュ[キャスター]です。
どちらも非常に良い性能をしていて、蘭陵王のサポート能力よりも秀でています。決して蘭陵王が弱いわけではないのですが、流石に玉藻の前とギルガメッシュ[キャスター]に圧倒的に勝るポテンシャルではありません。
それゆえ、蘭陵王を使う場面となるとセイバーで編成する対ランサー戦ということになります。かなり場面が限定されることになり、そこは弱みです。
もちろん、持っていれば使う機会はそこそこありますが、ギルガメッシュ[キャスター]や玉藻の前を持っているマスターは無理に狙うほどのメリットを感じないかなと思います。
これらのサーヴァントを持っていなければ、狙ってガチャを引いてみるのも良いかもしれません。